祖母が亡くなりまして
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カセツウ通信 2020.9.4
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酒井@東京です。
昨日の朝、養護老人ホームに
入っていた祖母が亡くなったと
母から連絡がありました。
享年101歳(!)、
お疲れさまでした。
<祖母が亡くなりまして>
こういうことをメルマガに書くのも
どうかなぁ、顔を合わせる方も
気を遣うだけだよなぁ、という
思いもありつつ、でもやっぱり
書いておいた方がいいのかな、と、
少し迷いながら書いています。
あ、まずお伝えしたいのは、
僕自身はすごく落ち込んでいるとか
仕事も手につかないとか、
泣き濡らしているとか、
そういう状態ではないので
その辺はご心配なく、そして
お気遣いなきようお願いします。
というのも、もう数年前から
祖母は養護施設に入っていたし、
年齢も年齢ですから表現がよくない
かもですが「時間の問題」ではあったわけで。
静かな覚悟というか、その辺は
もうずっと作ってきた感じがあります。
なので、訃報を聞いた時も
ショックというよりも、
「そうか、、、お疲れさまでした」
という感じでした。
「お疲れさまでした」は
101年もこの世を生きた祖母はもちろん、
お世話をしてきた母に対しても。
祖母、母、と言っても父方の祖母なので
母にとっては義理の母だし。そういうのも
いろいろ含めて「お疲れさまでした」です。
ということで、近々に顔を合わせる
予定の方もいますが、お気遣いなく。
セッションも予定通りにて<(_ _)>
※ただしちょっと諸々時間の
猶予をいただくかもしれません。
ちなみに帰省はしません。
訊くのも少し勇気がいりましたが、
母に「東京から来られるとやっぱり
不安かい?」って投げてみたら、
「そうやね、気持ちはわかるけど」と
返ってきたので。行っても何ができる、
何をするわけでもないので、むしろ
ハッキリ言ってくれてよかったな、
「いいよ、来なさい」なんて
無理して言ってくれなくてよかったな、
くらいに思っています。
新型コロナのおかげで、
家族が亡くなっても葬式にも
行けない、なんて話は耳にしてましたが、
自分自身に起きて、やっぱりこういう
情勢なんだな、というのが実感です。
もちろん多少の淋しさはありますが、
上に書いた通りの心持ちなので
そこまで悲観的には捉えてませんし。
「時間の問題だとは思っていた」
これって別に101歳の祖母に限った
話じゃないですね。僕、僕ら、皆さん、
みんな「時間の問題」です。
確実なのは、この瞬間も「終わり」に
近づいているということ。昨日も
終わりに近づいたし、今日も近づきます。
そして、残り時間もわかりません。
今日終わるかも。
あたりまえだしわかってることですが、
忙しい日常生活の中で忘れがちになって
しまうのも実際のところ。
身近な人の死は、残った人たちに
人生の残り時間を意識させてくれる
ためにあるのかな、そんな風にも捉えています。
皆さんにとって僕の祖母は
身近な存在ではないでしょうが、
それでもこういう話を耳にすると
「残り時間を大切に生きなくては」と
思えるものじゃないかなと思って
書かせてもらいました。
特にまとまりのない文章ですが、
別に今日は何かを一生懸命伝えようとか
それこそ何かを売ろうとか(笑)、
そういう意図はぜんぜんないので、
皆さんそれぞれ、何かをちょっと
考えるきっかけになるといいなと。
今日も頑張りましょう!
カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介
P.S.
ちなみに夕方には母から祖母の
化粧された顔の写真が送られてきました。
「キレイやね」と思ったし、
そう返しておきました。
ホント、お疲れさまでした。
101年も生きるってタイヘンなことよ。