まずい!もう一杯!

ブログ担当の酒井です。

今日のタイトルのフレーズ、『まずい!もう一杯!』って、知ってます? もう知らない人も増えてきたかな・・・?

これ、キューサイ青汁のCMです。↓

 

1990年代のCMみたいですね。もう20年以上前です。いまの青汁はおいしくて飲みやすいものがたくさんありますが、当時、誰も『青汁』なんてものを知らなかったような出始めの時代は、本当にまずかったようです。

このCMも、本当はこんなセリフのCMじゃなかったはずなんですが、飲んでいる俳優さん(この方ももう知らないかな、、、? 悪役商会の八名信夫さん)が、飲み干したときにあまりのまずさにセリフが出てこなくてつい漏らしちゃった『まずい!』にフォローの『もう一杯!』をどうにか付けて電波に乗ったとか。よほどまずかったんでしょうね笑。

でも、当時は現代よりも広告っていうのはもっと『シンプル』なものでしたから、飲み物のCMで『まずい』なんて逆説的なことを言うなんて考えられなかった。だからこそこのCMはものすごく話題になったのを記憶しています。小学生ども(まあ当時の僕みたいなのですけど)が何を飲んでも『まずい!もう一杯!』とか言ってキャッキャキャッキャ言ってましたよ。それでお母さんに怒られたり笑。当時の親はたいへんだったでしょうね(^_^)

でも、このCMのおかげで、キューサイ青汁の青汁は全国に広まるきっかけになった、、、とWikipediaにも書いてあるくらいです。

 

普通に考えて、飲み物のCMで『まずい』なんてありえないじゃないですか。まともに考えると、『まずい』は『隠したい弱み』ですよね。でもこの場合は、それを思いっきり前面に押し出すことで、『忘れられない特徴』つまり『強み』になりました。

このCMを見て青汁が気になった人が実際に購入して飲んでみた時に、本当にまずかったら・・・ 『うわぁ~、本当にまずいぃ~~~』と、きっとニタニタしながら顔をしかめるでしょうし、そんなにまずくなかったら、『なんだ、思ったよりおいしいじゃん』となる。どっちに転んでも勝ちと言えます。

これ、ずっと以前にも書いたことのある、『アロエ軟膏』のCM『少しべたつくのがいいんです』にも通じます。そう宣伝している商品を買って、べたついて怒る人はいませんし、べたついたら『そうそう、これがいいんだよね』なんて感じるわけです。

 

こう考えていくと、あなたが自分で弱いと感じている、考えている『欠点』も、逆に押し出すことであなたの『特徴』に変えてしまうことはできないでしょうか。

例えば、医療や医学に関しては全く知識がない、その手の通訳なんていっさいできません、というのが『弱み』だとしたら、『代わりにできること』は何かを考えてみる。動脈と静脈の違いもわからない、説明できないけれど、投資信託、ETF、直近決算時分配金、インデックス運用、なんてことはすべて明確に説明できます、とか、外国に行ったこともない(弱点)けどなぜか発音がめちゃくちゃ上手です、とか。要は、欠点を欠点のままにせず、あなたが得意なことを際立たせる、インパクトを持たせる対比材料として使うなんてアプローチもあるかもしれません。

通訳者、特に英語以外の言語の通訳者さんと話をしていると、『弱みを持ってはいけない、弱みを克服しなくてはいけない』という意識を持っている場合が多いようです。もちろん、その部分を強化していく意識や努力はすればいいのですが、だからといってそちらばかりに意識が行くと、逆に強みが伸ばしにくくなることも事実です。だとしたら、弱みは弱みとして活かす方法を考えてみることをお勧めします。

『わたし、〇〇(弱み)なんです、でもその代わり、xx(強み)ができます』

こんな風に言葉を繋げてみると、おもしろいアピールポイントが生まれてくるかもしれません。

 

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