稼げる通訳者として毎月決めておくべきこと
あなたは通訳者として毎月、決めていますか?
…何をって? 毎月決めると言ったら、あれですよ、あれ。あなたがきっと喉から手が出るほど欲しいもの。それがあるのとないのとではやる気、モチベーション、行動に雲泥の差ができてしまう、あれ。
そして、あなたの年収に直結する、あれ。
そう、売上目標、決めてますか?
もし、万が一、そんなことはないと思いますが… 毎月の、そして今月の売上目標を決めていないのだとしたら…
きっとあなたの収入は「行き当たりばったり」で、ゼロ円~数万円、届いて10万円くらいを行ったり来たり、しているのかなと思います。
酒井が大人になってから気付いたことのひとつに、「求めよ、さらば与えられん」は正しくない、ということがあります。これ、正しくないというか、正確には「裏の意味」があるんじゃないかなということです。これは別に、「求めたからって与えられるわけじゃない」とか「努力がすべて報われるわけじゃない」とか、そういうことではなくて。
酒井が考える「求めよ、さらば与えられん」の裏の意味、それは、、、
「求めよ、さもなくば、何ひとつ与えられない」ということ。です。
子どもの頃は気付かなかったけど、大人になってから気付いたのもうなずける気がします。子どもの頃は、自分から「何かが欲しい」と言わなくても、誰かが教えてくれたり、手を差し伸べてくれることがありました。だから、「求めよ、さらば与えられん」はそれで通用しました。でも、大人になってからはどうでしょうか。
周囲の人が、あなたの様子を察して、「これ、欲しいんでしょ?どうぞ」って差し出してくれてますか?「通訳の仕事欲しがってるかと思って、見つけてきたよ」って仕事をくれますか?きっとそんな恵まれた環境にいる方は多くありませんよね。
大人になったら、というか、自立した存在でいるためには、稼げる通訳者でいるためには、「これが欲しい、これだけの売上を手に入れる、ここを目標にする」と「求め」なくては手に入るわけがありません。黙っていて誰かがあなたに通訳の仕事を持ってきてくれるわけでも、売上、収入を持ってきてくれるわけでもないんです。(そんな方法があるなら教えてほしい…)
だから、「毎月の売上目標を立てる」ことは通訳をビジネスとしてやっていくために絶対に必要です。10万円で良いのか、20万円なのか、50万円は欲しいのか、100万円なのか。目指すところで、プランや取るべき行動はまったく違ってきますよね。
ゼロの状態から10万円の売上が欲しいと思っているのに、ずっと家にいて誰かからの依頼を待っている…来るわけがありません。まずは安くてもいいから実績を作るところから始めるべきです。
50万円の売上が欲しいと思っているのに、一日1万円の仕事を引き受け続けている…毎日仕事があったとしても達成しません。単価を上げることを考えるべきです。
いますぐ、あなたが月に稼ぎたい金額を決めて、売上目標として自分に宣言してください。「達成できそう、できなさそう、できる、できない」そんなことはどうでもいいです。まずは決めて宣言することから始めてください。そするだけでも、意識が変わって、行動が変わってきます。
もちろん、通訳を趣味でされるのであれば、この限りではありません。