【フリーランス通訳者の8月、12月】 閑散期対策、してますか?

暇を持て余す女性

通訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者、売れっ子通訳者に!」「ずっと通訳をやっていきたい」「でも通訳の仕事が来ない・・・」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」「長くやっていればそのうち報われるはず」と思っている方を、通訳スクールも通訳エージェントも教えない、メンタルとマーケティングの観点からサポートしています。

このブログではその経験を活かして通訳エージェントの本音、通訳コーディネータの本音をベースに、「稼げる通訳者になりたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。

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今日のタイトルは「【フリーランス通訳者の8月、12月】 閑散期対策、してますか?」です。

8月、12月、通訳業界は一般的に仕事が減ります。

通訳は基本的に「日本語を解さない外国人がいる場面」のお仕事です。ということは、外国人がいないと仕事が発生しません。そして、、、

8月は、夏休み。多くの日本人が取っている夏休みとは比べ物にならないくらい「ヤツラ(親しみを込めてですよ笑)」は長い夏休みを取ります。

そして12月。特に欧米人。クリスマスが近づくと、というか、12月に入ると「ヤツラ(笑)」はクリスマスを意識して気もそぞろになってきます(^_^;)。そして日本から離れます笑。

つまり、8月と12月は通訳を必要とする外国人が日本からいなくなるので、他の月に比べてガクッと全体の仕事量が減る時期です。(「ヤツラ」が仕事に戻った9月、1月はめちゃくちゃ忙しくなるのは仕方ないですね・・・)

今日のトピックは、この時期、仕事が減る時期=閑散期の対策をしてますか?ということ。

1.特に何も対策していない
2.この時期を利用して自分もお休みにしている
3.仕事が来るように祈っている
なんて回答があるでしょうか。3.は冗談ですが。

閑散期対策と言えば、酒井の頭に浮かぶのは飲食店です。

俗に「ニッパチ」と呼ばれますが、2月と8月は飲食店にとって売上がガクッと落ちる付きだと言われています。理由が気になったらまた調べてみてください。

そしてそんな言葉があるくらいですから、多くの飲食店がニッパチにできるだけお客様に来ていただけるように工夫しています。キャンペーンを打ったりチラシを配ったりなどですね。いろんな工夫がされているので、いくつか例を調べて「自分のケースに使えるヒントはないか」見てみるととても勉強になりますよ。

ただし、飲食業界と通訳業界では大きな違いがあります。それは、、、
「ニーズ=必要性は存在しているかどうか」です。

飲食の場合は、「食欲」というニーズは確実に存在しています。食べなきゃ死んでしまいますからね。2月だろうと8月だろうと、人は食べています。ただ、「お店で食べない、おうちで食べる」など、「他のところに行っているだけ」なので、「それらをいかに自分のお店に呼び戻すか、呼び寄せるか」という対策の立て方ができます。

しかし通訳の場合は、その時期は「通訳を必要とする人がいない」ので、「呼び戻す、呼び寄せる」こと自体ができません。どこかに行っているのではなく「消えている」のです。通訳者が「通訳を使ってください」と訴えても、「いや、必要な人がいないし、、、」と、ニーズを創り出すことはできません。

なんてことを踏まえたうえで、上に書いた回答に4.5.を加えてみましょう。

4.エージェントやクライアントのあいさつ周り、「タネ蒔き」の時期として使う
5.通訳以外の「他の仕事」に精を出す
こんなところが思いつきました。

4.のクライアント周りはすでにされている方も多いと思います。酒井もこの時期にエージェントを訪問するのはおススメだと思っていますよ。コーディネータも比較的余裕があるので話を聞いてくれます。

そして、5.の「通訳以外の仕事に精を出す」はこれも酒井がおススメする「パラレルキャリア」という考え方ですね。「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」ではないですが、「通訳がなければ他の仕事をすればいいじゃない」ということです。とはいえ、「翻訳をすればいい」とかそういう「延長線上、その場しのぎ」の対策ではなくて、しっかりとした、それこそ通訳と同じレベルまで育てるような気概でビジネスを育てる、という意味です。

こういう対策も、しっかりとした閑散期対策=リスクコントロールですよ。

とはいえ、対策2.の「休む時期にする」もとても大切な時間の取り方だと思います。ご自身のライフスタイル、ワークスタイルと相談しながら、しっかりと「対策」を立ててください。

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