面倒な原稿の文字カウント…
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カセツウ通信 2021.7.23
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酒井@さいたまです。
今日の夕方から札幌入りです。
1ヶ月、滞在予定。楽しみ。
<面倒な原稿の文字カウント…>
翻訳をやっていると誰しも似たような
経験があるんじゃないでしょうか。
紙原稿をスキャンしたような
PDFが送られてきたこと、、、
で、こんな呟きになったんでしょう(^_^;)
「時間をかけてPDF原稿の文字数を
カウントして見積もりを出したのに
結局キャンセル、、、ツラい」
さて、どうしたものか。
これはあくまで「僕なら」の話なので、
じゃああなたが今日からそうできるか、
そうするべきか、というのはまた
別の話として読んでほしいんですが、、、
僕なら、その翻訳会社に文字カウントを
任せます。「いや、それをしてくれない
から私がやってるんですが、、、」という
声もありそうですが、それは別の話。
「考え方」の話ですね。
僕なら、、、
「御社のカウント数を教えて下さい、
そちらの数字を基準にして仮の
見積として算出いたします」
こんな感じでしょうか。
というのも、翻訳会社側でも見積を
出しているはずなので、文字数は
算出しているはず、ですよね?
だったら、まずは翻訳会社側のカウントを
確認してそれをベースに算出する、
というやり方もアリなはずです。
たちの悪い翻訳会社だと、面倒な
文字カウントを翻訳者にやらせちゃえ、
なんてところもあるかもですが、、、(-_-;)
もちろんこんな考え方もあります。
「最終的に仕事を受けるのは自分だし、
“事業主として”自分の責任で自分の
カウントをベースに見積もるべき
なんじゃないか」
確かに一理、二理、いやそれ以上?
あるでしょう。その姿勢、考え方自体は
僕もものすごく好きです。素晴らしい。
とはいえ、、、ですかね。
今日の話はある意味すごく「小手先」の
話だし、翻訳者と翻訳会社との関係性、
取引の実績などによってもこの対応の
適不適は変わってくるでしょう。
僕自身、取引し始めたばかりとか、
翻訳し始めたばかりであれば、
何も言わずにざざっとカウントをして
見積を出す、という選択をするかも。
でも、付き合いのある取引先が何件かあり、
その件以外にも翻訳の仕事はある、
やらなきゃいけない仕事があるなら、、、
いつまでも便利に使われているのは
考えものかな、と。
それも“事業主として”
考えていくといいですね。
カセツウ
酒井 秀介