パンがないならケーキを食べればいいじゃない

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カセツウ通信 2020.4.21
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酒井@練馬です。

「密ですゲーム」の効果音が
アタマから離れません…
(知らない方は検索を笑)

<パンがないならケーキを食べればいいじゃない>

この言葉、マリー・アントワネットが
農民が主食のパンが食べれない状況の時に
言い放った言葉…って説が主流でしたが
マリーはそんなこと言ってないとか
曲解されて伝わってるとかいろいろ
あるようですが、それはさておき、です。
(ケーキじゃなくてブリオッシュが原語らしいし)

何の話かっていうと、
新潟のタクシー会社の企画を見て
この言葉を思い出したというわけ。

その企画がこちら。

↓↓↓↓↓

「乗らないタクシー」始めます。
新潟の“つばめタクシー”の告知が話題。
買い物や薬の受け取りなどを代行

https://kase2.net/gp/956BXhO/t165hk/q93vek2/

↑↑↑↑↑

なるほどなーーーーー!!!!
って思いました。

確かにいま三密は避けるべきと言われて
タクシーを使う人は減ってるはず。

「じゃあ乗らなきゃいいんじゃね?」
「乗せなきゃいいんじゃね?」
「でもお客の希望するところに行くし、
戻ることは変わらずできるよね」と。

言われてみればナイスアイデア!ですが、
なかなか思いつかないよな、とも。
いやいや、素晴らしい。

こういうのを目にすると
いつもつい考えてしまうのが、
「…自分も何かマネできないかな?」
ってこと笑。
こんなことばっかり考えてる( ̄▽ ̄)

ただこういうのをひねり出す
フレームワークというのもあって。

いまの事業、つまり、通訳や翻訳で
「やっていること」を細分化してみるのが
おススメです。

例えばタクシーであれば、

・お客を探すのに街を流す
・手を挙げられたら停まる
・ドアを開ける→お客が乗る
・ドアを閉める
・目的地を確認する
・ナビに入れる(入れない場合も)
・目的地に向かう
・目的地で停める
・運賃を告げる→受け取る
・お釣り、レシートを渡す(あれば)
・ドアを開ける→お客が降りる
・ドアを閉める
・最初に戻る(街を流す)

などなどなど…
(上に書いたのは適当です)

要は、「タクシーです」という枠を
取っ払って「実際にやってること」に
注目していくと、「このプロセス、この
ステップ、他のことにも使えるのでは?」
なんてアイデアが出るきっかけになります。

確かにタクシーの場合も
「お客が希望する場所に行ける」という
機能に着目すれば、乗せる、降りる、の
プロセスをスキップしてデリバリーが
できちゃうよなぁ、と。いやお見事。

じゃあ、通訳は?
いま新型コロナで仕事は激減してると
思いますが、タクシーと同じ状況ですよね。

通訳をこれまでのやり方で続けることが
難しくなっているようなら
この発想を取り入れて
取り組んでみてはどうでしょう。

それに新規事業のアイデアとまでは
いかなくても、自分の事業、仕事の
プロセスを書き出してみるだけでも
意外な無理無駄が見つかったりします。

アタマの中で考えるだけではなく、
ぜひ「書き出す」ことをやってください(^_^)

カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介

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