ビートたけしからメールが届いた名刺

ブログ担当の酒井です。

あなたの名刺を見たビートたけしさんからメールが来たら・・・それってスゴい名刺だと思いませんか?

 

実はこの話・・・

僕、酒井の中学校時代の友人の話、なんです。

 

先日、中学校時代の友人4人で集まりました。偶然というか、全員が会社員ではなく、それぞれ経営者・起業家だったんですが・・・

そこにいたY君からもらった名刺がそれだったんです。

その場にいたN君が、「こいつの名刺、どこかからビートたけしに渡ったらしくて、本人からメールが来たんだって」と。

僕もその名刺をもらったんですが、正直、そのアイデアに膝を打つ・・・というか、もはや「この手があったか!」と悔しさが先に立つような(笑)アイデア名刺でした。

 

・・・どんな名刺だったと思いますか?

それは・・・

 

なんと、『500円玉付きの名刺』でした。

 

その名刺は折りたたまれた状態で渡されたんですが、その名刺を開くと、中から500円玉が出てきます。

そして名刺にはこんなことが書いてあります。

『僕の仕事は皆さんのコミュニケーションをお手伝いすることです。この500円はあなたなりのコミュニケーションに使ってください。そして、よかったらその使い道を僕に教えてください → xxxxx(Y君のメールアドレス)』

という感じ。

・・・すごくないですか?( ̄▽ ̄)

 

いやいや、かなりのインパクトですよね。絶対に忘れられない名刺です。僕も受け取った瞬間に「よし、カセツウのネタにしよう」と決めたくらいですからね笑。

で、それは直接お渡ししたわけではないそうですが、人づてにビートたけしさんの手に渡ったらしく、Y君あてに「こんな風に使ったよ」というメールがご本人から届いた、と。

いやぁ、スゴイ。(ちなみにメールの内容や使い道はY君いわく“普通”だったそうです笑)

 

さて、これほどのインパクトを与える名刺ですが、じゃあ自分もマネよう!自分も作ろう!と思っても、頭をよぎる心配がありますよね?

そう、それは「コスト」です。

500円玉が入っているわけですから、当然ですが最低でも500円。それに名刺そのものの原価が加わりますが、折りたたんで500円玉が入るような造りですから、それもやっぱり100円くらいはかかるとしたら、名刺1枚当たりのコストは『600円』という計算になります。これはなかなか勇気がいりますよね。

それでも、これだけのインパクトを与える効果を考えると、使い方によっては十分に元は取れるんじゃないでしょうか。

 

実際、Y君は広告宣伝関連のお仕事のようなので、クライアントもこういう名刺を渡されると「こいつ、アイデアマンだな!」とか、超面白がってくれる人たちが多いそうです。

もちろんY君も、会う人すべてにこの名刺を渡しているわけではないそうですが、「この人は」と思う人にはお渡しするとそこからグッと打ち解けた空気が生まれて、その名刺をネタにしばらく話が続くとのこと。

広告宣伝という扱っている商材としても、予算が大きい仕事が多いので、500円だか600円だかで仕事に繋がる可能性が高まるなら「安いもの」だそうです。納得。

これこそ「先行投資」だなぁ~、まさに経営者・起業家はこの視点が必要だよなぁ~、とつくづく感心しました。(そしてさっき書いたように悔しくなりました笑)

 

 

さて、これを読んだあなたは、この名刺、作ってみたくなったでしょうか?

Y君は「僕の仕事はコミュニケーションなので・・・」と名刺に書いていますが、コミュニケーションと言えば通訳・翻訳もまさにそのお手伝いをしているお仕事ですよね。

エージェントのコーディネータ全員にお渡しするのはちょっと考えものかと思いますが(^^;)、直のお仕事をいただいたクライアント、特に、今後も案件の発生が見込めそうなクライアントであれば、この名刺をドヤ顔で渡す価値は十分にありそうです(ドヤ顔じゃなくてもいいですけど笑)。

 

僕もさっそく作ってみようかなと画策中です( ̄▽ ̄)

・・・深キョンとかからメール来ないかなー笑

 

 

おまけ: カセツウの『名刺講座』があるので良ければご登録を。でもこの名刺を知ってしまったいま、アップデートしたくなっちゃったなー笑。

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