クラブ活動、してましたか?

ブログ担当の酒井です。

僕、高校・大学とラグビーしてたんです。

ポジションは主にフォワードのフランカー。もっとも、高校も大学も男子の数が少ない学校だったので、いろんなポジションに駆り出されましたが・・・(サッカー部から助っ人を引っ張って試合に出たことも・・・)

いまはもうすっかりプレーはしていませんが、観戦するのは結構好きで、テレビでやっているのを目にしたらそのまま観たりしてますし、いよいよ今年になったラグビーワールドカップもそれなりに楽しみにはしています。

 

さて、こんな僕がもし通訳者や翻訳者だったとしたら・・・ カセツウを長く読んでくれている方ならもうおわかりですね?( ̄▽ ̄)

僕が通訳者や翻訳者だったとしたら、通訳エージェント、翻訳エージェントに「ラグビーやってたのでラグビーワールドカップ関連のお仕事があったらお任せください」とアピールします。

 

もちろん、その通訳翻訳エージェントにはラグビーワールドカップ関連のお仕事はないかもしれません。というか、もうここまで開催が近くなっていれば、すでにいろんな手配は済んでいて、いまさら新規の通翻訳者は必要とされてない可能性もじゅうぶんにあると思います。

だとしたら、いまさら「ラグビーやってました」なんてアピールするのは無駄なんでしょうか? 僕はそうは思いません。そうした状況を踏まえたうえで、それでも「ラグビーやってたのでラグビーワールドカップ関連のお仕事があったらお任せください」とアピールします。

 

この場合の本当の狙いは、ラグビーワールドカップの通翻訳案件を獲得する、というものではありません。もちろん、もし本当にラグビー関連の案件がもらえればありがたいしラッキーだとは思うのですが、それは本質ではなく・・・

本質は、「クライアントやコーディネータに自分のことを思い出してもらう」ということ。

 

普段から依頼をいただいているようなクライアントであれば「忘れられている」という可能性は低いと思いますが、普段はあまり依頼や照会がないクライアントの場合、あなたのことを「すでに忘れている」という可能性も十分にあります。

忘れられている=存在していない、ということなので、照会や依頼が来るはずもありません。だとすると、まずは「思い出してもらう=存在を認知してもらう」ということが重要になりますが、何の用事もないのにいきなり連絡をして「何か仕事ないですか?」って・・・言いづらくありませんか?

ですが、連絡を取る「口実」があれば、その抵抗は薄れるはずです。その口実に、いまなら「ラグビー」が使える、ということです。

 

ですから、いまはラグビーなだけで、口実にできるのはラグビーに限ったことではありません。

なにかスポーツをしていたならオリンピック案件の打診をする口実になるし、ちょっと先の話ですが大阪出身なら「大阪万博関連の仕事があれば・・・」なんて風にも使えるかもしれません。

 

「目先の案件獲得」に集中しすぎていると、「いまさらこんなのアピールしてもなぁ・・・」なんて思えることもあると思いますが、中長期的な戦略マインドを身に着けていくと、いろんなアピールの方法が可能になります。

あなたがやっていたクラブ活動や趣味も、通訳者・翻訳者としてのアピールや連絡する「口実」に使えないか、考えてみて下さい。

 

おまけ: Facebookでこんな求人広告が出てきました。これもきっとラグビーワールドカップを意識してるんじゃないかな・・・(マーケティング的にもすっごいイイ着眼点)

ラガキャリ、それは業界発の現役ラグビー部員限定の逆求人型就職サイト。

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