〇〇で話題の通訳者
ブログ担当の酒井です。
これ、品川のパスタ店の看板です。
マリアーノは「提供が早いパスタ店」として話題のお店です。10人並んでいても3分後には商品提供が可能です。
す、すごい・・・
この看板を目にしたとき、けっこう感動しちゃいました。こんなダイレクトに、ストレートに、わかりやすく、自社の良さを伝えられているコピーは久しぶりに見た、と思って。
このコピーのポイントをちょっとまとめてみました。
- 強みが明確
そのままですが、「提供が早い」ことが強みです。ストレートに表現されてますね。
- 強みを客観的にイメージさせている、証拠や根拠を示している
「提供が早いんです!」と書くだけではなく、「10人並んでいても3分後には商品提供」と数字を使って強みを補強してるのが素晴らしいです。いやこれ冷静に考えても「10人並んでいても3分後には商品提供」ってものすごいというか、正直、まだ信じられないので(笑)実際に目撃したい!そのために混んでる時間帯を選んで来店したい!とまで思わせます。
- 強みの軸を「味」にしなかった
パスタには「味」も大切なはずですが、味には一切触れてません。というのもおそらくパスタ屋がパスタを強みにする、差別化のポイントにするのは難しいと理解しているからだと思います。世の中(きっと品川でも)パスタ屋さんは溢れていますし、いまどき「まずいパスタ屋」なんて探すほうが難しいくらいですから、味で他店と差別化をしようとすると非常に難しい。味の好みは主観的なものですから、「品川でいちばんおいしい」と言い切ることもしづらいはず。でも、「10人並んでいても3分後には商品提供」は誰でも客観的に判断できますし、ここまで強い(早い)なら圧倒的な武器になります。
- 表現が超うまい(と思う)
これはコピーライティング的、表現的な話になりますが、「提供が早いパスタ店です」ではなくて、「提供が早いパスタ店として話題のお店です」としているところが、個人的には隠れたものすごいファインプレーだと感じています。「提供が早いパスタ店です」だと、誰が言っているのか?自分ですよね。でも、「提供が早いパスタ店として話題のお店です」と書くと、「みんな」がそう話している、ということが伝わります。自分で自分のことを「すごいんだよ!」と伝えるよりも、誰かに「この人すごいんだよ!」と言ってもらう方が、よりそのすごさが伝わります。
さて、ここまでパスタ店の看板のすばらしさを伝えてきたわけですが(笑)、このブログは看板評価のブログではありません。このパスタ店の表現方法を採り入れましょう、という話です。
『わたしは〇〇として話題の通訳者です。〇〇〇〇でも〇〇〇〇が可能です。』
いかがでしょうか? 〇〇には何を入れますか? これを埋めれば、あなたの通訳者としての強力なキャッチコピーができあがり!というわけです。
ちなみにカセツウをあてはめてみると…
『カセツウは通訳者・翻訳者の収入アップを支援する唯一専門のオンラインスクールとして話題の講座です。売上ゼロ~5万円の通訳者・翻訳者でも行動すれば半年程度で月20万円~40万円稼げるようになることも可能です。』
う~ん、ちょっと長いか(^^;
でも、ぜひ上の〇〇、埋めてみてくださいね。