通訳/翻訳スキル≠顧客満足度
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カセツウ通信 2020.11.16
今年の残り日数 … 46日
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酒井@東京です。
週の始まり、月曜日です!
今週も頑張りましょー!(^_^)
<通訳/翻訳スキル≠顧客満足度>
通訳者として、翻訳者として、
クライアントに喜んでほしい、
こんな風に思っていると思います。
クライアントにさらに喜んでもらう、
より良いサービスを提供する、
そのためにはどうすればいいのか?
通訳スキル、翻訳スキルを高める?
それもひとつかもしれませんが…
果たしてクライアントはあなたに
そんなことを求めているでしょうか?
答えはNOです。
そんなことを考えている
クライアントはいません。
「そんなことないでしょ!」と
思った方は、レストランに行った
時のことをイメージしてみてください。
初めて行ったそのお店、、、
食べてみてマズかったら?
「シェフ、もっと腕を磨いて!」
って思うでしょうか?
思いませんよね(^^;)
もうそのまま行かなくなるだけでは?
逆に、普通においしかったら?
「普通においしいんだけど…
シェフ、もっと腕を磨いて!」
って思うでしょうか?
これも思いませんよね?
「そういうお店」として、
また行くかもしれないし、
行かないかもしれませんね。
もうひとつ、運がいいことに
めちゃくちゃおいしかったら?
リピートはすると思いますが、
これもやっぱりシェフに腕を
磨いてほしいなんて思いません。
レストランを喩えにしましたが、
通訳・翻訳も同じだと思います。
通訳・翻訳がひどかったら?
「通訳/翻訳スキルを磨いて!」
なんて言ってくれないし思わないし、
依頼してくれなくなるだけです。
「必要十分」だったら?
具体的に気になる点があれば
今後に期待ということで
フィードバックがあるかもですが、
その場合も「通訳/翻訳スキルを
もっと磨いてください」なんて
言葉では絶対に出てきません。
パフォーマンスに
すごく満足してくれたら?
リピートはもらえると思いますが、
「さらにスキルを磨いてくれれば
もっと嬉しいのに」とは思いません。
通訳スキル、翻訳スキルを
磨く必要がない、という意味では
決してありません、が…
それはあくまで売り手としての
あなたが自分でコミットすべき
ことであって、お客さんの要望とは
「まったく関係がない」という事実は
ちゃんと理解しておくべきです。
クライアントの満足度は
通訳/翻訳スキルによって
決まるものではありません。
顧客満足度を上げたいなら
もっと違う捉え方をする必要があります。
例えば?
ぜひ考えてみてください。
これも思考訓練ですね(^_^)
カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介