早くねて早くおきる。「タイガースファンのこころえや。」

ブログ担当の酒井です。

早く ねて 早く おきる。「タイガースファンの こころえや。」

なんのこっちゃ、かと思いますが、これ、漢字ドリルの例文なんですって。

漢字ドリルにこんな例文が?と思いますが、もちろん普通の漢字ドリルじゃありません。

「阪神タイガースかん字ドリル」の例文だそうです。

阪神愛に溢れる漢字ドリルが発売!「阪神タイガースかん字ドリル」

PHP研究所は3月15日に、阪神タイガース承認の「阪神タイガースかん字ドリル」を発売した。「阪神タイガース」にまつわる例文で漢字を学ぶことができる。発売されるのは、小学1年生〜3年生向けの3冊。

例文は、「九点入れられた。今日はこのくらいにしといたるわ」など、野球や阪神について学べるようなものや阪神ファンの心得、ファンなら思わず頷いてしまうネタやエピソードなど、「徹頭徹尾、『虎党』を貫いたブレない」内容となっている。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/hansin_jp_5c99b36be4b0f7bfa1b5bce1

リンク先の記事には他にもいろんな例文が載っているので覗いてみると楽しいですよ(^_^)

 

さて、今日はどうしてこの漢字ドリルを紹介したか。別にあなたに「漢字を勉強しましょう」なんて言うつもりはありません。

通訳・翻訳における「自分のマーケット」を考える良い例になるかなと思っての紹介です。

 

 

この漢字ドリル、誰が買うと思いますか?

対象になっている小学1年生から3年生がみんな買うでしょうか?きっとそんなことありませんよね。

『阪神ファン』が買うんじゃないかなと思いますし、そもそも阪神ファンをターゲットにした漢字ドリルのはずです。

阪神ファン以外の他の層はいわば置いてけぼり。「買われなくて当然」くらいの扱いでしょう。(実際はおもしろがって買う人もたくさんいると思いますが)

 

通訳者・翻訳者としてのあなたのマーケットもこんな風に絞れているでしょうか。単なる「漢字ドリル」になっていて、世間にあふれる他の漢字ドリルと激しい競争を繰り広げる羽目にはなっていないでしょうか。

世界中には通訳や翻訳の仕事がたくさんあるはずですが、あなたのところにすべての仕事が来るわけはないし、来てもこなせるわけがありません。

だったら、最初っから「なんでもやります」「どんな分野でも対応します」なんて言うのは辞めてしまった方がいい。どうせ来ないし、来ても受けられないんだから。

 

「こういう仕事をやる、やりたい、それ以外はもう置いてけぼりでもいい」くらいに振り切ってしまえれば、それがあなたの特徴になって他の「漢字ドリル」との競争から脱することができますし、案外その絞った周辺の仕事も舞い込んでくるものです。

誰を、どんな仕事をあなたのマーケットにするか、競争相手がいなくなるレベルまで絞ってみましょう。