年賀状を出すと仕事に繋がる?出さないと仕事が減る?
ブログ担当の酒井です。
クライアントに年賀状は出すべきでしょうか?
そもそもこういう話題が出るのは、「年賀状を出したり出さなかったりで仕事が増えたり減ったりするのか?」という点が気になっているから、そして、この質問に見え隠れする本音には「出さなくていいのなら出したくないんだけど…」があるからだと思います笑。「年賀状を出すのが当然」と思っている人や、出したいと思っている相手に出すのならこの質問自体が出てこないはずですからね(^_^)
結論からいうと・・・
「そんなに気にしすぎることはありません。年賀状も出したくなければ出さなくても大丈夫。それで仕事が減るってことはないと思います」です。(あくまで酒井の私見なのでその点ご留意を)
僕が通訳エージェントに勤めていたころは、いろんな通訳者さんから年賀状をいただいていました。とはいえ、ほとんどが「酒井様」宛ではなくて、「通訳部御中」となっていましたけど。
実はこの「宛先の書き方」もひとつの目安になると思います。
年賀状を出そうとしたときに、宛名が「〇〇様」となるのか、それとも「通訳部御中」となるのかで、果たしてその相手に出す意味があるのかどうか、ですね。
もし、「通訳部御中」になるのであれば、特別関係の良い通訳コーディネータはいない、ということかもしれません。だとしたら、受け取った方もあなたからの年賀状を見て「〇〇さん、、、誰だっけ?」とか「〇〇さん、、、ああ、そんな通訳者さんいたなぁ」とか「〇〇さんからね」くらいの反応しかしません。
「おお!〇〇さんから年賀状が来た!久しぶりに仕事を依頼しよう!」なんて・・・考えにくいですよね笑。それくらいなら普段から仕事の照会が来ているはずです。
逆に、年賀状を出さない場合でも、普段やり取りしていない通訳者さんをわざわざ思い浮かべて「あの通訳者から年賀状が届いてない!」なんて風にも思いません。そんな
もし、「通訳部御中」とかではなくて、「〇〇さんにはお世話になったから…」なんて「〇〇さん宛」に出したいと思うのであれば、それは気持ちに沿って出してあげればいいのかなと思います。顔を知っている相手からの年賀状はやっぱり嬉しいものですから、もしかしたら「今度何か依頼しようかな」くらいには思ってもらえる可能性もあります。
ただこの場合でも、年賀状を出さないからと言って「あの通訳者から年賀状が届いてない!仕事をたくさん依頼したのに!」なんて怒って仕事を依頼しなくなる、なんてことも考えにくいでしょう。もしそんな相手だとしたら、そもそもお付き合いを続けるのが大変そうですしね(-_-;)
こう考えると、やっぱり年賀状って言うのは「普段のお付き合い」とか関係で出す出さないを決めればいいんじゃないかなと思います。出したいな、と思えば出せばいいし、そう思わないなら出さなければいい。
「ビジネス年賀状」は受け取る相手も感情が動きませんからね笑。
P.S. とは書いたものの、もちろん普段あまり仕事の依頼がないクライアントに年賀状を出すことで「取引再開のきっかけ」にするという戦略も「アリ」だと思います。その場合は「ありきたりじゃない年賀状」を出す工夫が必要になりますが。
P.P.S. ちなみに僕、酒井の場合ですが、、、年賀状を出さなくなってからもう何十年経ちます。いただいてもメールやLINEで「ありがとね」という返し方なので( ̄▽ ̄;)、もう送ってくれる方もいなくなりました。でも、関係を続けたい方と関係は続いてます。年賀状を出さないから付き合いを切る、なんて方とは付き合いたいと思わないから、というのも理由だし、今の僕はもはや「どこにいるのかわからない」というのも大きな理由ですね笑。