仕事が少ない…と心配しなくてすむ考え方その2
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カセツウ通信 2018.09.19
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【 カセツウ通信 】
仕事が少ない…と心配
しなくてすむ考え方その2
カセツウ 酒井です。
昨日のメルマガの続き。
心配してても解決はしない
ので、その分、行動しましょう、
とお伝えしたんですが、
「同感です!」といった内容の
メッセージをいくつか
いただきました。送って
いただいた方、ありがとう
ございます<(_ _)>
さて、心配したいことは
たくさんあるとは思いますが、
その内容を問わず、案外
「不要な心配」をしている
ことは多いものです。
不要な心配=根拠のない
心配、と言い換えることも
できます。
例えば、一番多いであろう
「仕事がなくなったら
どうしよう・・・」という心配。
確かにそう考えると心配
かとは思いますが、では、
その心配に根拠があるかと
いうと、実はそうでもない
のでは?
「今はそれなりに仕事を
いただいているんですが、
この先どうなるか・・・」
ってやつですね。
ここに共感される方は多いと
思いますが、じゃあ、僕が
こう訊いたら、なんて
答えますか?
「実際、仕事が減って
きてるんですか?」
もちろん、この問いに対する
答えはいろいろあると思います。
ただ、訊かれてみると、
「いや、いまはそうでもない
んですけど…」とか、
「えーっと…どうかな…」
という方が意外と多いのでは。
こう考えると、その心配には
根拠がないし、ということは
実はそもそも心配する必要すら
ないかもしれません。
不要な心配をせずにすむ
一番の対策は、「事実を
把握しておく」ことです。
もし先ほどの問いに対して
次のように答えられるなら、
それは心配するべき状況かと
思いますし、施策を立てる
べきでしょう。
「そうなんです、3ヵ月前は
〇件の依頼で〇円の売上、
先々月は〇件〇円、先月は
〇件〇円で、減ってきている
んです… しかも、昨年の
同時期と比べても落ちています」
ですが、ここまで答えられる
方はめったにいません。
僕の場合は、ホームページの
PV数、新規メルマガ登録者数、
教材やイベントを案内した件数と
それに対する申し込みの数、
いただいたメルマガへの感想の数、
などを毎日記録しています。
だから、「ここしばらく、
メルマガ読者の数が増えて
いないなぁ」という状況が
ハッキリと見えています。
心配の根拠が明確なので、
施策を打つべきだと判断
できますし、記録をベースに
しているので、打った施策が
効果を発揮しているのか
どうかも判断できます。
通訳・翻訳の場合なら、
例えばこんな指標を記録
しておくと分析に役立つかと
思います。
・問い合わせの件数
・受注した件数
(=失注した件数)
(わかるなら失注の理由)
・売上
・クライアントに連絡した件数
・ブログの更新数とPV
(やってないなら始めましょう)
などなど・・・
ごく一例ですが、この
記録は今日からでも始め
られるはず。
最初はあまり意味や価値を
感じないかもしれません。
僕自身がそうでしたから。
でもこれも、「未来の自分に
感謝される」施策ですよ。
ぜひ今日から始めることを
お勧めします。
カセツウ・ビジネススクール
酒井秀介