[強みの話] 強みの定義

昨日のメルマガで通訳者・翻訳者としての
強みはなんですか?なんて投げかけを
しましたが、考えてみました?

投げかけておいてなんですが、
ほとんどの人はこんな投げかけに対して
マジメに考えることなんてしません。
(だからもし考えたならスゴい!)

でも、それで良いんです。ほとんどの人が
考えないからこそ、ちょっとだけでも
考えた人が得をするので。そんな意味では
全員に考えられちゃ困るとも言える笑

ということで今日は強みの定義。

 

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<今後の学べるカセツウ>
10/8(日) 自分の強み・自己PRの考え方
10/15(日) 依頼したくなる通訳・翻訳実績表の作り方
10/22(日) フリーテーマの質問・相談会
10/29(日) 月末の振り返りと次月の目標設定

毎週日曜日朝8時~9時半。

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酒井です!

ネトフリで「ナイブズ・アウト」ってのを
観ましたが、ミステリ、探偵物好きなら
めっっっっっっっちゃオススメです。

 

<強みの定義>

元になってる問いはこれ(↓)でした。

「通訳者、翻訳者としての
あなたの強みを教えてください」

これに対して得意分野を答えたところで

「その分野が得意な通訳者/翻訳者は
他にもたくさんいますが、その人たちと
比べてあなたの強みを教えてください」

と言われたらどう答える?という問いも。

これを3段階くらいやってみてください。

「金融分野の知識が私の強みです」

「他にもいる金融分野が得意な
通訳者の中でのあなたの強みは?」

「生命保険が強みです」

「他にもいる生命保険に強い
通訳者の中でのあなたの強みは?」

・・・

・・・

・・・

答えに困っちゃいますね笑

きっと高校時代の友達の中では
「通訳をやっている、翻訳をやっている」
は「強み」に入るんじゃないかと思います。

が、通訳・翻訳の世界に入った上で
「通訳をやっている、翻訳をやっている」は
強みになりません。その世界では周囲が
「そんな人」だらけだからです。

 

「強み」には大事な定義があります。
それが、「強み」は「相対的」ということ。

必ず比較対象があり、その対象と比べて
少しでも強ければ「強み」にできるってこと。

なので、強みを見つけたい時は、
比較される対象をイメージすることが必要。

他の「金融分野が得意な通訳者」が
できないことや、得意じゃないだろうこと、
その人たちと比べたら「自分の方が(たとえ
少しだけでも)強いと思えること」は
何かないだろうか?

そんな風に考えて強みを見つけましょう。

例えば・・・

「他の金融分野の通訳者は私ほど
インド人の英語に慣れてないのでは?」

「他の金融分野の通訳者は私ほど
猫を飼ってないし、知らないのでは?」

「他の金融分野の通訳者は私ほど
お客さん志向じゃないのでは?」

通訳や翻訳そのもののことじゃ
なくても良いんです。頭を柔らかくして
自由に発想してみてください。

ネタがないと料理することもできません。
まずはネタを揃えてみてください。

カセツウ
酒井

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