「週末しかできません」だと仕事は来ない?

ブログ担当の酒井です。

「平日は会社なので、通訳ができるのは週末だけなんですが・・・」

これだと仕事はもらえないのでしょうか?

これ、たまにいただくご質問です。

普段(平日)は会社勤めの仕事をしているので、通訳のお仕事は請けられない、週末だけでもできるようならぜひ引き受けたいんですが・・・みたいな。

さて、これでお仕事の照会はもらえるものでしょうか?

(ちなみに今回のトピックは、企業の商談や国際会議などの「産業通訳」をイメージしたものです。通訳案内士などはまた別の話)

 

もちろん理屈で言えば、「週末だけ」という条件がない方が有利かもしれません。単純に仕事を引き受けられる日が「7日分の7日」と「7日分の2日」ですから。

ですが、だからといって諦めるしかない、というのも少し早計かなと。

これは通訳の話に限ったことではありませんが、僕らは「持っている手札、与えられた条件」で勝負していくしかありません。もちろん、手札をさらに良くしようとしたり、条件を整えていく、という努力はした上でですが。

つまり、もしあなたが「週末しか引き受けられない状況」なのであれば、「その中でできる行動を起こしていく」のか、または「何もしない」かは選べるということ。

そして、僕は「できる範囲で行動を起こしていくこと」を圧倒的におススメします。

 

ということで、「週末しか引き受けられないから登録しても無駄なんじゃないか、意味がないんじゃないか、、、」なんて心配をしてなにも行動できていないかもしれませんが、まずはエントリーだけでもしてみましょう。

結果、もしかしたら「いや、やっぱり平日もお願いできないと厳しいですよ、照会できるお仕事はないですね」と言われるかもしれません。

で、もし、そう言われてしまったとしたら?いったい何が起きるんでしょうか?

 

・・・そう、「何も起きない」だけです。

「お仕事の照会が来ない」という状況は、エントリーする前も同じですよね?何も変わらないんです。

でも、「制約の中でできることからやろう」と勇気を出して行動を起こしたこと自体は、きっとあなたの自信に繋がるはずです。それだけでも大きな価値があるはずです。

 

とまあ、マインドセット的な話もとても大事なんですが、それだけではなく実利的、実務的な話もしたい、というのが僕が普段から心がけていることなので、エントリーの際のアプローチについても少しアドバイスを。

 

・・・要は、「伝え方」次第で同じ条件でも違った風に聞こえます。

例えば、「スミマセン、平日は働いているので週末の空いている時間しか請けられないんですが・・・」なんて伝え方をされると、お仕事を照会する立場の通訳コーディネータとしてはあまり嬉しくありません。

「そんな副業みたいにウチの仕事をされても・・・」

と思うかもしれませんね。

 

でも、こんな風に伝えたらどうでしょうか。

「週末のみですが、平日稼働していらっしゃる通訳者さんがお休みの際にお力になれますので、ぜひ週末のお仕事が入りましたらお声掛けいただけますか?調整してすぐにご返信いたします」

ちょっと印象が変わりますよね?

 

もちろんこれはただの例なので、もっとうまい伝え方もあるでしょうし、結局どんな伝え方をしても「週末だけなんて登録されても困るよ」なんてことになるのかもしれません。

でも繰り返しですが、まずはチャレンジしてみる、伝えてみる、それ自体に価値はあるはずですから、ぜひ行動を起こしてみて下さい。