2時間待ちのパフェと数ヵ月待ちの通訳者

ブログ担当の酒井です。

パフェを注文してから2時間待ったこと、ありますか?

たぶんそんな経験、ありませんよね? でも、そんなお店があるそうです。

北海道・札幌にあるそのお店の名前は「ぴーぷる・ぴーぷ」。

スイーツしかないのに夜5時間だけの営業、それ以上にお店を有名にしているのは、待ち時間。なんとオーダーしてから1時間は早い方、2時間待ちが当たり前だそうです。

 

最近、「待つ」商品がとても気になります。

実際に注文したものは、、、12年待ちのコロッケ(は待てないので、5カ月待ちのやつにしました)、来年の5月に届くイヤホン型通訳機、、、

我ながら、どちらも「簡単には手に入らないから、欲しくなる」という心理が働いているなと思います。例えば、このコロッケが注文して来週手に入るならきっと注文しなかった。イヤホン型通訳機がamazonプライムで明日届くなら、注文しなかったんじゃないかなと思います。

そう考えると、「お客を待たせる」という、一見セオリーに反している、某チェーン店などではすっごく怒られそうなこの状況も、ブランディングになっていると言えます。

 

そういえば、いつ相談しても「来月もいっぱいで、、、」といった感じの通訳者さんがいたことを思い出しました。

その状況が何度も起きれば、いい加減こちらも「もういいや」となってもおかしくはないはずですが、なんだか私はダメ元の気持ちになって、ふとした時に照会メールを出し続けていました。

どこかで、「そんな人気のある通訳者さんなら、もしうちのお客さんに出てもらったらどんな評価がもらえるんだろう」という好奇心&期待値が植えつけられていました。

その内に私も飽きたのか(?)照会自体を控えるようになって、結局お願いはできなかったのですが、やっぱり印象に残っています。いま、お会いできたとしたらどんな方なのか、いろんな話をお伺いしたいなぁと思います、、、ってことは、いまだに私の中では彼女への期待値があるってことですね笑。

待たせることが顧客満足や期待感に繋がる。

マーケティングと消費者心理って、本当に面白いですね。

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