年末に出会った良書
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カセツウ通信 2022.1.2
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酒井@さいたまです。
普段から神社を見かけると参拝に立ち寄る
ようにしてるんですが、混雑する初詣には
あまりこだわりはなく。そのうちに。
<年末に出会った良書>
Amazonのその本の説明を転載。
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「うしおととら」「からくりサーカス」
「月光条例」そして「双亡亭壊すべし」で
少年漫画界を熱く走り続ける藤田和日郎。
その仕事場からは数多くの漫画家が巣立った。
今回、藤田和日郎のアシスタントになった
架空の新人漫画家が、連載を勝ち取るまでを
描く体裁で、藤田氏が自身の漫画創作術、
新人漫画家の心構えやコミュニケーション術を
語り下ろしました。
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藤田和日郎先生の漫画が好きだったから、
というのがきっかけですが、どうして
この本にピンときて読むことにしたのか。
なんかねー、新人漫画家=新人通訳者、
新人翻訳者、ってイメージがすごく
浮かんできたんです。
そして、藤田先生のアシスタントから
第一線の漫画家になった人たちが
たくさんいるという事実、これって
新人育成の大事なことが書かれて
いるんじゃないかと思ったんです。
その予感は、、、ピタリ。
漫画家と通訳者・翻訳者、という違いは
ありますが、どちらにも、というか、
どの世界にも通用するような
大事なことがたくさん書いてある。
僕が期待していた以上の
収穫がありました。
もし読まれる方は、こんな風に
置き換えながら読んでみると
より得られるものが増えると思います。
・新人漫画家=あなた
・編集者(武者さん)=クライアント、
通訳翻訳コーディネータ
・藤田先生≒酒井
ま、最後の「藤田先生≒酒井」はちょっと
違うかもしれませんが、そう思って
くれるといいよね、という希望で笑
いや、でも、漫画の編集者さんは新人を
育てるのが仕事のひとつなのでいろんな
アドバイスもくれますが、通訳翻訳の
クライアントやコーディネータは
あなたの育成が仕事ではないので、
そういう点では編集者さんも
僕の立場に近いかも、かな?
ま、それはさておき、、、
仕事としての相性というか、共通性も
大きいと思います。漫画家って、
「好き」から始まる仕事だろうし、
クリエイティブな仕事の極地でも
ありますが、
「俺はこう思うから」じゃあ通用しない、
そこには読者がいて、雑誌の都合もある。
ちゃんと「お客さん」のこと=市場のことを
考えて、ある程度は合わせる必要もある。
漫画家ほどのクリエイティブな仕事でも
そんなことをやっているんだから、
裏方的な要素が強い通訳や翻訳という
仕事でそれが必要ないわけない。
そんな目線で読み進めています。
なんかねー、いろんな点で、これから
僕のサポートを受ける方には
必読書にしようかな、なんて
考えちゃってるくらいです。
そんな良書、ぜひ読んでみてください。
普通に読み物として楽しめますよ(^^)
もしあなたが漫画好きならマストバイ!
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カセツウ
酒井