世界一の通訳者

ブログ担当の酒井です。

世界一の通訳者って誰ですか?

 

なーんて訊かれてもわからないですよね?

ある分野ではAさんの方がうまいし、違う分野ではBさんの方がうまい。

逐次通訳はCさんが上手だけど、同時通訳ならDさんが上手、ウィスパリング通訳なら、、、

 

スキル以外の観点でも見ていくと、

受注した案件数が一番多いのはEさんだけど、実は通訳レートが高いFさんの方が稼いでいる。

でも待てよ、一案件当たりの単価が一番高いのはGさんだって聞いたことがあるぞ・・・

 

 

こんな風に、ひとことで「世界一」なんて考えても、どの部分を見るかによって変わるから決められません。

 

つまり、「自分より上」は必ず存在するということです。

そう考えると、「自分よりあの通訳者さんの方が通訳がうまいから、自分がやる意味はないんじゃないか、自分は通訳なんてやっちゃいけないんじゃないか」なんて心配も意味がないということもわかるかと。

「自分よりうまい人がいる」だから「自分がやる意味がない」「やらない」なんてことを考え出すと、世界中の誰も何もできなくなってしまいますね(^^;)

ですから、通訳においてももちろんそうだし、それ以外においても「自分よりうまい人がいる」「自分よりすごい人がいる」というのは諦める理由にはならないと思っています。違う見方をすればあなたの方が「上」と言える側面も絶対にあるからです。

それぞれの方が輝ける、活躍できるステージが必ずあるはず。

「いまの自分が、いまのスキルで活躍できそうなところはどこだろう」なんて目線で世の中を見てみると、「もしかして、ここなら自分でも活躍できるんじゃないか・・・」なんてものが目に入ってきます。

もしご自分への信頼=自信がちょっと持てなくなってきてるようなら、こんな考え方、ぜひ身につけてみてください。

 

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