通訳エージェントは敵?
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カセツウ通信 2021.2.21
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酒井@カセツウです。
2月もあと1週間ですね。
どんな感じですか?
<通訳エージェントは敵?>
数年前のことですが、
JACI(日本会議通訳者協会)の
小さめ、10人くらいだったかな?
が集まるイベントに参加した時のこと。
その時の参加者のお一人。
通訳エージェントをすっげー
目の敵にしてたんですよね(^^;)
『通訳エージェントは
勝手なことばっかり言って、
資料もろくに準備しないわ、
レートも値切ってくるわ、
通訳者を人間と思ってない!』
とかなんとか。
まあ… そんな考えに
なっちゃった理由や経緯も
その人なりにあると思います。
が…
もったいないですよね。
そんな姿勢や考えで、
どうやってこの先
通訳エージェントと
良い関係を作っていくんだろ。
そういう気持ちって伝わるので、
その通訳エージェント側だって
どんどんその通訳者さんには
依頼しなくなる、または、
もっと邪険に扱われるだけじゃ
ないかなと思います。
それなら愚痴を言いながら
仕事を受けてお金を受け取らず、
さっさと縁を切ればいいのに。
で、もっと良い関係を作れそうな
他のエージェントを探す。
その方がよほど建設的。
とはいえ「私は被害者」という
考えになっちゃってるその方に
こんな話をしても、やっぱり
また「被害者」になるので、
「生活のためだから仕方ないでしょ!」
とかって責められるんだろうな。
だからその場ではその方には
一切関わらないようにしてました(^^;)
もしかするとこれをお読みの
方の中にも、通訳エージェント、
翻訳エージェントから理不尽な
扱いを受けている、と感じている
方もいるのかもしれません。
もしそうだとしたら、
やっぱりアドバイスは同じ。
「もっと良い関係を作れそうな
新しいクライアントを探しましょう」
もちろんいきなりその相手との
取引をゼロにしなくてもいいし、
取引を続けながら(減らしながら?)
新規開拓の努力をしていけばいいと思います。
いずれにせよ取引相手は
自分で選べるはずです。
「仕方ないでしょ」なんて
究極の思考停止で、それに逃げると
今年も来年も再来年も状況は同じです。
現状を変えたければ
自分で行動を起こさないとね。
カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介