不倫相手マッチングサイトの和訳依頼

今日は一日、学びの日でした。朝10時から夜8時まで、びっしりとセミナーです。

内容は、『セールスライティング』、つまり『商品・サービスの価値を、求めている人に正しく届けるためのライティング』です。そして、セールスライティングを仕事にする人は、セールスライターと呼ばれます。

と聞くと、多くの方は『ライティングスキル』と思うのではないでしょうか。
ですが、実際には・・・

10時間のうち、かなり多くの時間、感覚的には7割?8割?くらい、『スキル』ではなく『マインド』について時間が費やされていたような気がします。

つまり、「セールスライティングってどうするの?」という How To Do ではなく、「セールスライターとはどうあるべきか?」という、 How To Be の話が殆どでした。

ぶっちゃけて言うと、セールスライティングのスキルは、スキルレベルと使い方次第で「何でも売れて」しまいます。皆さんも、ネットで「1日1時間PCに向き合うだけで月収100万円!!」なんて広告を見たことがあるのではないでしょうか。

そう、そうした広告には実はいわゆる「詐欺(的)商材」もあったりするわけですが・・・そうした商材の案内にも、実はセールスライティングの技術が使われていたりします。そして、それを読んで買ってしまう方も、、、いるんです。

だから、言ってしまえばセールスライティングのスキルを磨けば、どんな商材だろうと売ってしまえる、、、でもそんなものは長くは続かない、本当の価値を提供していないからです。それでも、目先の自分の利益ばかり考える人は、そんなものを売ってしまう、、、

だからこそ、「How To Do」ではなく、スキルを使うセールスライターとしての「How To Be=マインド」が重要だ、そういうハナシです。

そして、そういうハナシに価値がなかったかというと、、、
むしろ、そういうところにこそ、価値があったように感じています。

通訳や翻訳に関しても通じるところはあるのかな、と思います。

思い出したのは、翻訳エージェント時代に問い合わせを受けた、「不倫のパートナーを探すためのマッチングサイト」の和訳。実は、いまでは検索すれば普通に出てくるそのビジネスモデルが日本に上陸するというタイミングで、酒井が問い合わせの電話を受けていたんです。

その時、、、いまだから言えますが、、酒井は自分の判断で断ってしまったんですね(^_^;) 結局、会社には「こんな問い合わせがありました」と報告もしませんでした。たぶん、会社に報告しても受けなかったような気はするのですが、ビジネス規模としてはそれなりのものでしたから、本当は報告はすべきだったのかもしれません。

でも、個人的な感覚とはいえ、どうしてもそのサイトの翻訳を喜んで引き受けてくれるような翻訳者さんのイメージがわかなかったんですね。「最終的にはやりたい人は個人でも受けるだろう」と思って、いわば握りつぶしてしまいました。

同じように、「タバコは健康を害する」というスタンスでタバコ関連の案件は一切受けない通訳者もいました。

そういう判断は、決して良し悪しではなくて、結局は『マインド』なんだと思います。そういう『マインド』を大切にするかどうか。それは最終的にはお仕事に際しての『信頼』に繋がってくるんではないでしょうか。

一応書いておくと、不倫のパートナー探しやタバコ業界がダメだとか、そういうことを言っているわけではありません。ニーズがあればビジネスになるのは当然ですし、肯定もします。ただ、酒井のスタンスにはあわなかっただけで。

今日の記事はちょっとボンヤリしてしまった気もしますが(^_^;)、通訳だろうと翻訳だろうと、最終的には『どんな人間に見られたいか、どうありたいか』というところに帰結するんじゃないかな、そんなことをお伝えしたいなと思った今日の学びでした。

ぜひ、仕事なら何でもOKではなく、自分の肌感覚にあうかどうかも大事にされたらいいんじゃないかな、と思います。