スリランカ流売り込み術
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カセツウ通信 2019.01.21
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【 カセツウ通信 】
スリランカ流売り込み術
「旅先で仕事するって
嫌じゃないんですか?」
って訊かれますが・・・
酒井@スリランカです。
「旅先でもどこででも仕事が
できる」ことが僕が実現したい
ライフスタイルなので、むしろ
それができてると嬉しくなります。
スリランカで歩いていると、
たくさん「売り込み」を
されます。
どこに行きたいんだ、
タクシーはどうだ、
うちの店はうまいぞ、
ホテルは決まったのか、、、
「隙あらば(なくても)
売り込み」の世界です笑。
ある時は、三輪タクシーの
運ちゃんが後ろを見ながら
バックしてたら僕がいたので、
「乗ってくか?」と笑。
「バックするついでに
売り込み」です( ̄▽ ̄;)
これ、必要ない売り込みを
されている単なるツーリスト
目線ならうっとおしくも
感じるものの、
僕もそうですが、通訳者・
翻訳者も個人事業が基本
ですから、どこかで自分を
売り込む必要があります。
そういう「売り手の目」で
彼らの売り込みを受けたり
見たりしていると、いろいろ
と考えさせられます。
なんというか、「ビジネス」
なんて横文字じゃなく、
「商売」の原点を見ている
ような気になるというか。
もちろん、彼らのように顔を
見たら相手のニーズや状況も
気にせず売り込むような方法は
ベストじゃないとは思いますが、
自分はあんな風に積極的に、
自信を持ってどんどん提案
できているだろうか、
断られたり無視されたりする
ことを恐れず、そしてもし
そうされたとしてもいちいち
落ち込んだりせずに行動を
起こし続けているだろうか、なんて。
スリランカでは、黙って
待っていても絶対に選ばれ
ないんだろうなと思います。
でもそれは日本でだって
同じ話で、待っているだけ
では選んでもらえないはず。
通訳、翻訳、それ以外でも、
自分や自分のサービスを
選んでほしい、使ってほしい
と思うなら、やっぱりどこか
スリランカの商売人たちには
見習うべきところがあると
感じます。
なんだか「自分も頑張ろ」と
思えるスリランカでの日常でした。
カセツウ・ビジネススクール
酒井秀介