フリーランス通訳者になれていない理由は、、、『何かが起きるのを待っているから』!!
年明けから、『フリーランス通訳者になりたい』と思っている社内通訳者さん、または特に現在進行形で通訳はしていないけど同じように思っている方を対象にした 『フリーランス通訳者準備塾』 を開講予定です。
そういう、フリーランス通訳者になりたい、と考えている方のお話を伺っていると、いろんな不安を抱えているな、と思います。
収入、スキル、人間関係、不安定、自信、、、
まあ行きつくところは 『安定的に稼げるのか、収入を得られるのか』 がかなり大きなウェイトを占めています。
環境を大きく変えることは、やっぱり不安ですよね。
酒井とお話ししている方にはお伝えしていますが、脳は「現状維持」が大好きですから、いろんな不安のタネを探してきます。そして、「やっぱり今のままの方がいいのかな、、、」なんて結論を持ってこようとします。
今ではこんなことをお伝えする側にいる酒井ですが、以前はやっぱり、もっと行動できなかったし、「まあ、いっか」で済ませて先延ばしにすることもたくさんしてきました。
コーチングを学び、「これはずっとやりたいな、仕事として続けたいな」と考えていても、会社を辞めることはなかなかできませんでした。いや、正確にはそこまで具体的に検討していませんでした。
そんな時に、当時ついてもらっていたコーチに言われたことのひとつが、この言葉。
『酒井さんはさー、、、何を待ってるの?』
言われた時は、あまりよく理解できませんでした。
『えっ?待ってる?何か待ってるように見えますか?』
なんて質問し返したものです(^_^;)
でも、コーチと話を続けるにつれ、実は自分がいろんなものを『待っていた』ことに気付かされました。それを直視せざるを得ませんでした。
そう、当時の酒井は、『誰かが何か新しい状況や条件、環境の変化、チャンスを持ってきてくれる』のを無意識に『待っていた』んだと思います。
裏返すと、『僕は自分で動きたくないから、誰か、何か、僕を安心させてくれる変化を持ってきてよー』と言っていたようなものでした。そして、、、そんな誰かや何かは、現れませんでした笑。10年待っても現れなかったんです。この先、何年待てば現れる保証があるんでしょうか?
『待ってても何も起きない、自分から動いてみるしかないんだ』
そんなあたりまえのことにたどり着いた時に、いよいよ覚悟を決められた感があります。ホント、コーチのお陰ですね。
だから、行動できなくなっているクライアントさんを見たときに、酒井もこの質問を放り込むことがあります。
『〇〇さんはさー、、、何を待ってるんですか?』
この言葉にハッとして、何か行動する方が一人でも二人でも増えれば、コーチへの恩返しにもなるのかな、なんて考えています。