フリーランス通訳者への準備で大切なこと

ブログ担当の酒井です。

いま会社員としてどこかに勤めていて、これからフリーランス通訳者になりたいと考えているなら…

あなたより先に会社員を辞めて起業した僕からのアドバイス。

資金的な余裕を見て早め早めに行動してください。

 

まあ、「そんなことは言われなくてもわかってる」という方も多いと思いますが。それでもフリーランスの先輩方、起業家の先輩方が口を酸っぱくこんな当たり前のことを言い続けているのは…

自分たちがそうできなかったから

じゃないかな、と思います。つまり、僕自身もそうした準備を甘く見てたってことです笑(← 笑いごとじゃないか…)。

僕は2014年12月に勤めていた通訳エージェントに辞めることを伝え、退職時期は2015年3月となりました。その間4ヶ月。しかし、その後の話の流れで、クライアント先に出向して社内常駐通訳コーディネータをやってくれないか、という打診を受けました。平日9時―17時の勤務時間、業務範囲は原則限定的、だから残業も基本的には不要、なにより、ずっと数十人のフリーランス通訳者を対象に手配してきた通訳コーディネータという業務を、今度はほんの数人の社内通訳者さんだけを対象にやればいいので、語弊はありますが苦労せずともこなせるお仕事でした。

結局は半年でその業務は終了することになり、晴れて完全に会社員を卒業したわけですが、その頃にずっと感じていたのが、「もっとしっかり準備進めておけばよかった」でした(^^;)

これは資金的な面だけじゃなく、マーケティング的な側面の意味が強かったんですが、平日日中を会社に勤めながら真剣にしていた“つもり”の「起業準備」なるものが、いざ会社員を卒業してしまったら、「ぜんぜん足りてなかった」ということをものすごく強く感じました。

もっともこの辺は、どう事前に準備をしたとしても「もう十分」なんてことはないので、どうあがいても最終的には感じることなのかもしれませんが・・・

 

ただ、資金の面では客観的に分析できるはずなので、この辺は冷静に評価しておくといいでしょう。

貧すれば鈍するというのは本当の話で、僕自身、なかなか売上が上がらない時期、どんどん行動できなくなってしまいました。移動するための電車賃も怖くなっちゃうわけです。

その状況を打開したくて何か勉強しようにも、新たな自己投資なんて怖くてできません。打開策が欲しいのに打開策を手に入れる資金がない(正確には怖くて出せない)… こうなると自分の中でも行き詰まり感が出てきて、ますます追い詰められます。

ここで伝えたいのは、だから貯金をたくさんしておこうね、ということじゃありません。貯金しててもあなたの価値は高まりませんから、やはり必要なのは「自己投資」です。

 

「資金的な余裕を見て早め早めに行動してください」

ここでいう「行動」というのは、主に「自己投資」のことです。これはある程度余裕がないとできない。余裕がなくなってから「なんとかしなきゃ、通訳学校に通わなきゃ、カセツウで通訳者のためのマーケティング教えてもらわなきゃ」と思っても、怖くて出せなくなります。

もしあなたがいまお給料をいただきながらフリーランス通訳者に転身する準備を進めているなら、ぜひいまのうちにいろんな自己投資をしてください。お給料をもらえなくなってから貯金を切り崩して自己投資というのはハードルが上がります。お給料があれば「通訳学校に数十万円投資しても、2ヶ月?3ヶ月? いまの会社で頑張ればタダで行くようなものだ」なんて風に考えられます。

それに、早く自己投資をすれば、回収の期間が長くなります。60歳になってから自己投資をするのと、30歳の時に自己投資をするのと、回収期間が30年以上変わってくるわけです。だから投資は早ければ早いほど「安い」と言えます。

ぜひ、自分自身への投資を真剣に考えてみてください。

 

PS. 資金的な余裕がなければ自己投資は控えよう、ということでもありません。その中で自己投資するからこそ真剣度が高く、爆発的な成果に繋がる可能性があることも事実です。僕もそのタイプでしたし。でもそれは「選んで取るべき道」ではないような気がします。まだ余裕が持てる人は余裕が持てる内に。そうでないならその高い真剣度が成功の要素になります。

 

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