通訳者に言ってはいけない11のこと
ブログ担当の酒井です。
ネットを眺めていたら、こんなページにたどり着きました。
デザイナーに言ってはいけない11のこと
こちらのページ。
イラスト付きでこんなのが並んでいます。
- 「とりあえず作ってみて」
- 「3パターンくらい作って」
- 「ザックリでいいので」
- ….
などなど・・・
デザイナーさんがクライアントに言われたら「イラッ!!!!」とする言葉が並んでます。
僕はデザイナーではないので「あるある!」とは言えませんが、やっぱりどの業界でも「困ったクライアント」はいるんですよね。具体的なアイデアもリクエストもなく、ほぼ丸投げで「とりあえず」で依頼したがるクライアントとか(^_^;)
「通訳者に言ってはいけない11のこと」なんてのがあるとすれば、例えばこんなのが挙がるかな・・・?
- 「難しい内容は含まれてないから」(資料なんてなくてもいいでしょ?)
- 「全部は通訳しなくていいから。必要なところだけ通訳してくれればいいから(2時間あるけど1人でやって)」
- 「通訳者さんは後ろの方の席でいいでしょ」(音のフィードはない)
- 「念のため1時間前に来てくれる?」(打ち合わせがあるわけでもない)
- 「メモ取ってたでしょ、それ、議事録に使いたいからください」
- 「会議、録音しますねー」(録音するなんて聞いてませんけど・・・?)
などなど・・・
どうですか? けっこうイイ線、いってません?笑
何人かでも、「あぁ~・・・あるある・・・(ガックリ)」なんて思ってくれると嬉しい(?)です。どなたか続き、作りません?笑 イラストが描ければ自分で描いてバズを狙いたいところです笑笑。
ただ、僕がここで言いたいのは「しょうがないよね、こういうクライアント」って嘆きや愚痴ではなく・・・
そのクライアントを引き寄せて受け入れているのは、誰? ってこと。
答えは明白ですよね、そう、あなた(=本人)です。
デザイナーさんの話もそうだし、通訳者さんの話もそう。「こんなこと」を言い出すクライアントが、あなたの家に押し込んできて、銃やナイフを片手に「俺をクライアントにしろ!さもないとこいつで・・・」なんて、脅したんでしょうか? そんなことはないですよね。本人が、そういう人たちをクライアントにすると決めた、受け入れただけのことです。ちょっと言葉は厳しいですが、だったら、その人たちに対してどうこう言うのはやめましょう、と。もちろん、建設的な議論や改善に繋げる行動はアリですが、愚痴を言うだけってのはやめましょう、と。
中には「そんなこと言っても、どうすればいいの」なんて感じてしまう方もいるかもしれませんが、まずは、「自分が受け入れたクライアントなんだ」と認めるところから。そうすると、「あのクライアントが・・・」なんて「他責」の意識が小さくなって、自分の責任として自覚が持てるようになります。それがまず第一歩。その上で、「この状態から脱却するには、もっと自分がサポートしたいクライアントだけを顧客にするには」と、具体的に考えて施策を打っていく、こういう行動が必要です。
僕がいつも言っているのは、「自分の理想の顧客に尽くそう」です。どうしてもあわない人は顧客にしなければいいんです。切り捨ててもいいんです。でも、ご飯を食べるために切れない、というなら、そういう現状をしっかりと認めてから、思考停止せずに施策を考えましょう。
こういうマインドを持っていれば、状況は好転していきます。もちろん、正しい行動方法も必要ですけれど。