まとまった時間が確保できないなら…
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カセツウ通信 2019.07.06
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【 カセツウ通信 】
酒井@富山です。
今日はいただいていた
ご質問にお答えします(^_^)
<まとまった時間が確保できないなら…>
先日のメルマガで、
今年の後半にやりたいことを
書き出そうぜ、なんてことを
お伝えしました。
それに対していただいた
メッセージがこちら。
↓↓↓↓↓
おはようございます!
今年後半にやってみたいこと、
色々と書き出してみました。
3割ぐらいはメールの
整理や本棚の片付けでした。
あとは翻訳勉強とか
オーディションの参加。
この二つはオンサイト、
オフサイト兼業翻訳者
である以上まとまった
時間の確保ができず
(単なる言い訳ですね)
いつまでたっても
納得いくまでの段階に
達しません。
毎日分刻みのスケジュールで
細かく時間コントロール
するしかないんでしょうか。
↑↑↑↑↑
ありがとーございます(^_^)
まず、実際に今年の後半に
やってみたいことを本当に
書き出されたこと、素晴らしい!
読んだ方全員が実際にするわけ
ではない、と知っているので…
いやいや、ホントに素晴らしい!
(そして嬉しいです)
さて、まとまった時間が
取れない、というのは
よくある悩みですよね。
分刻みにコントロールする
ことでそれがカバーできれば
いいんですが、集中力などの
ことも考えればやっぱり
「まとまった時間」が
欲しいところだと思います。
で・・・
取り上げておきながら
申し訳ないとも思うんですが、
「これですべて解決!」
みたいな回答がありません(^^;)
結局はやっぱり「優先順位」
の問題なんだと思います。
僕らは誰しも24時間しかない
わけで、25時間にはできません。
その枠に収まらないものは
残念ですが諦めたり
先延ばしにするしかありません。
24時間という制約の中で使い方を
「割り振り」していくわけですが、
当然ながら優先順位が高いと思っている
ものから割り振っていってますよね。
そう考えると、この
ご質問者さんはいまのところは
「翻訳勉強とか
オーディションの参加」
よりも、
「オンサイト、オフサイト
兼業翻訳者の仕事」
の方が大事、優先している、と。
だからなに?とも言われそうな
気もしますが( ̄▽ ̄;)、
「自分はこう考えているんだ」
「こういう選択をしているんだ」
「これを優先しているんだ」
と自分自身で自覚することが
第一歩じゃないかなと思います。
この認識ができれば、
「私は自分が優先したいことを
優先している、だからそれでも
いいじゃないか」なんて
思えるようになります。
でも、ですね。
「いやいや、翻訳の勉強や
オーディションへの参加だって
大事なんだよ、進めたいんだよ」
というのも事実かと思います。
だとしたら…
1.翻訳勉強
2.オーディションの参加
3.オンサイト翻訳者の仕事
4.オフサイト翻訳者の仕事
上の4つの優先順位を改めて
考え直してみればいいかなと。
それも、「この時期は」という
条件付きで。
例えば「7月はオーディション
参加の優先順位を上げよう」と
決めたのであれば、翻訳勉強は
そのまま後回しにして、そして
いまオーディションより
優先しているだろう
「オフサイト翻訳者の仕事」を
減らすようにしてみるなど。
ずっとは難しくても、
「この期間はそうしてみよう」なら
多少の調整は利くんじゃないでしょうか。
いまオンサイト、オフサイトの
翻訳の仕事で容量がいっぱい
なのだとすれば、そこにそのまま
翻訳勉強やオーディション参加は
入れることはできません。
だとしたら、まずはやっぱり
「スキマを作る、余裕を作る」
ことから始めないと新しい
ことは入れれないんです。
だから、まずは何かを減らす
選択をすることが必要です。
これって別に仕事に限った
話じゃなくて、例えば家事育児、
ついしてしまうゲーム、
ネットサーフィン、なんてことも
全部同じことだと思います。
ゲームとかネットサーフィンは
「重要じゃない」という判断に
なることが多いので、もしそこに
時間を使っているならそこを減らす、
家事や育児にしても、
これはいろんな家庭環境や
事情があるのでなんとも
言えませんが、それでも
周囲に協力してもらえないか
相談してみるなどもあるし、
この時期はどうしても集中したい!
というなら家事代行サービスを
使うことだってありだと思います。
それもこれも「優先順位」が
ハッキリすればできる選択です。
ということで、まずはご自分
自身がいまは何を優先したいのか、
というのをハッキリさせてみて
欲しいなと思います。
案外、「あ、、、じゃあまあ、
いまは翻訳者としての仕事が
最優先だから、他の二つは
しばらく保留にしておこう…」
なんてスッキリ決められるかも
しれませんよ。
それはそれで「アリ」なのです。
カセツウ・ビジネススクール
酒井秀介
P.S.
いちおう補足ですが、中には
「睡眠時間」の優先度を下げて
睡眠時間を削る方もいますが、
あまり長くは続けないことを
おススメします。身体を壊して
しまうとその後が大変なので…
やるにしても、「ここぞ」とか
「どうしても」という数日程度
に収めておきましょう。
P.P.S.
あともうひとつ。
昨年僕が出版した
『3ステップ時間管理術』を
まだお読みいただいてないなら
これも参考になると思うのでぜひ。
↓↓↓↓↓