配達員の“余計なひとこと”

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カセツウ通信 2021.6.23
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酒井@広島です。

Amazon、ホントに便利ですねぇ。
離島に住むことになったら配達に
2-3日は当たり前らしいですが(^_^;)

<配達員の“余計なひとこと”>

今いるお部屋はピンポンがないので
お部屋のドアがドンドンと叩かれます。

「酒井さん、Amazonです」

置き配指定をしてるんですが、
在宅だったので受け取りに出ます。

「はいはい」

ガチャリ。

「酒井さんですか?
Amazonからのお届けものです」

「あ、ありがとうございまーす」

受け取る。

配達のおっちゃんはそのまま
帰ろうとする。

「あれ?サインとかいらないん
でしたっけ?」と、僕。

配達のおっちゃん
「はい、xxxxxxxx」

、、、おっちゃん、なんて
言ったと思いますか?

「余計なひとこと」、、、

まあ、普通なら「サインいらないん
でしたっけ?」に対してサインが
いらないなら、

「はい、今回はサインなしで大丈夫です」

とかって返事だと思いません?
思いますよね? 僕も反射的に
訊いちゃっただけだし、別に
「こんな返事があるだろうな」なんて
考えてたわけじゃないですが、
いや、このおっちゃんの返事には
かなり意表を突かれました。

「そんなこと、言わなくていいのに~」

って思っちゃいました。

さて、そのおっちゃんの返事は
どんなものだったかというと、、、

「あれ?サインとかいらないん
でしたっけ?」と、僕。

「はい、その笑顔だけで十分です」
と、おっちゃん。

、、、惚れてまうやろ、
惚れてまうやろーーー!!!

って、思っちゃいましたよね笑

確かに受け取る時に笑顔というか、
普通に愛想よく受け取ったけど、
「サインいらない?」に対して
まさかそんな返しをするとは。
いやぁ、ビックリ。そして、
心底、感心、感動。

このおっちゃん、すげぇ、
タダモノじゃないな、、、
って。

あなたの気を惹くために「余計なひとこと」
というタイトルでネガティブな印象を
演出しちゃいましたけど笑、でも、
このおっちゃんの返答は確かに
「余計なひとこと」なんです。

だって「そんなこと言わなくてもいいのに
わざわざ言ったこと」なんだから、
「余計なひとこと」でしょう?

今日のこの話、僕みたいにあなたにも
ほっこりしてもらおう、と思って
書いたわけでもなくって、
せっかくならこれをあなたの
「営業」に使って欲しいなと。

配達員のおっちゃん=あなた、に、
僕=あなたのクライアント、に、
置き換えてみてほしいんです。

あなたのクライアントがなにげなく
あなたに訊いた仕事のこと、
業務のこと、、、

もちろんあなたは普通に回答することも
できるだろうし、そうすることが
ほとんどのはずです。でも、、、

「余計なひとこと」を入れてみる。

別にこのおっちゃんみたいにユーモアを
交えて、ということではなくて。
それだとハードルが高い(^_^;)

ただ、「ちょっとした一言」を、例えば
相手を気遣う一言を加えてみる、
そういうことをしてみる。

そうするとクライアントもあなたのその
「余計なひとこと」に、ちょっとした
気遣いに感動、感激する、って
こともあるはずです。

毎回じゃなくてもいい、面白いこと
じゃなくてもいい、ただ、ほんの
少しだけ「余計なこと」を
付け加えてみる。

ほとんどの人がやってないし、
おそらくこれを読んでも実行
する人はごくわずかです笑

ぜひ、ちょっとだけ勇気を出して
やってみてください。良い結果に
つながると思います(^^)

カセツウ
酒井 秀介

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