小器用にやるより大事なこと

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カセツウ通信 2023.4.10(月)
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ちなみにメルマガを解除した方は
いまのところいないようです笑

 

さて、アツさ=情熱、を伝えるのは
実は通訳や翻訳の面談においても
実績やプレゼンを小器用に、上手に
やるよりも効果があります。

、、、とは、言わないんだな、僕は笑

あんなことを書きながらも、僕は情熱を
前面に押し出すタイプじゃありません。
いろんなことを俯瞰して、客観的に見る、
“見てしまう”タイプです。

という僕の性分もあるでしょうが、
情熱があれば、それが伝われば
多少実績やプレゼンが足りなくても
なんとかなるはず!・・・なんて方が
僕に相談に来たらまずは諌めます。
「まあ、落ち着いて」と笑

通訳会社、翻訳会社のコーディネータは
通訳翻訳を「ビジネス」と割り切ってます。
もっと正確に言えば「会社の仕事」と
割り切ってます。

一方で通訳者、翻訳者は通訳翻訳を
「やりたいからやっている仕事」
つまり「情熱を傾ける仕事」として
捉えている方が多いので、
そこにギャップがあります。
(情熱を傾けないとダメ、という
つもりはまったくありません)

「これは仕事だ」と割り切っている相手に
「自分がやりたいことだ」という情熱を
ぶつけたとして、まあ中にはその情熱に
“ほだされる”人もいるでしょうが、
ほとんどの場合は通用しません。

コンビニの店員があなたに
「この仕事に情熱を傾けてます!」
なんて言ってきたら、、、

うざいでしょ?

構造的にはそれと同じなんです。
なので、情熱、やる気だけで押すことは
お勧めしません。

 

あれ?ではなぜそんなことを言ってる僕が
先日のようなメルマガを書いて、そして
それに対して応援メッセージをもらえたのか?

答えは「普段の蓄積」です。

僕は普段からメルマガを通して
いろんなヒントや自分の価値観を
お伝えしてます。役に立ってる。(よね?)

だからたまにアツさを見せたら/見せても
「グッときました」なんてメッセージを
もらえるわけです。すでにコンビニの
店員以上の関係を持ってるってことです。

でも、通訳者、翻訳者はコーディネータに
普段からお役立ち情報やあなたの価値観を
伝えていることはないですよね?
であれば「コンビニ店員」状態です。

なんの仕事をしてるのかは知ってるけど
個人的にはなんの感情もない相手です。
そんな相手が情熱を語り出したら、、、

「知らんがな」

と思われるかも。

やっぱり面談、プレゼン、自己アピールには
いかに相手の役に立ちそうかを伝えることが
重要です。アツさ、情熱だけでゴリ押し
しないように気をつけてください。

商売、ビジネスはどこまで行っても
「いかにお客さんの役に立つか」が
ポイントです。アツさ、情熱、やる気は
大切ですがその上のトッピング的な。

くらいに思っておいた方が良いですね。

カセツウ
酒井

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