クライアントは神様なんです・・・
ブログ担当の酒井です。
「お客様は神様です」って言いますが・・・
「お客様は神様です」
このフレーズはきっと皆さんも耳にしたことがあるはず。中には「お客の方からそう言われた」なんて方もいるかもしれません(^^;)
そもそもこのフレーズって、故・三波春夫さんが舞台で使われてたものなんですね。どんな経緯でこのフレーズが生まれたのか、三波氏自身が著述されたものがあるってことで下の方にリンクを貼っておきます。
さて、では通訳・翻訳というビジネスをやっている皆さんは、このフレーズとどんな風に向き合ったらいいのか。
やっぱりクライアントは神様だから、逆らってはいけない、言うことをきかなくてはいけない、なんて風に思っている方もいるかもしれません。
が・・・
僕の解釈はちょっと違っていて。お客様=神様=みんなありがたい、というわけでもないだろうなと。
もしもあなたのお客様の中にも、イヤなお客様、すぐ難癖をつけてくるお客様、雑務をどんどん押し付けてくるお客様、高い高い&まけろまけろと言ってくるお客様がいたとしたら、、、
そのお客様、神様は神様でも、貧乏神、かもしれません(^^;)
僕は会社員を辞めて起業すると決めた時に、当時の師匠の教えもあって「イヤなお客さんとは付き合わないぞ、手助けしたいと思える相手だけをお客さんにするぞ」と決めていたので、いま、僕のサポートを受けてくれている方にはイヤなお客、苦手なお客はゼロ、です。ホントに。ノーストレス。感謝<(_ _)>
それは運よく勝手にそうなったわけでもなくて、そういう状況を実現するためのいろんな工夫もしているわけですが、それでもたまには「貧乏神」らしき人が紛れ込んでくることもあります。
そんな時はどうしているか?
「貧乏神はお引き取り下さい」と…
もちろん言いはしませんが笑、相手に振り回されるようなことはないように行動します。
例えば最後通牒的に、「あなたの〇〇な点が僕には受け入れられません。ので、その点を改めて引き続きサポートを受けるか、またはお金は返すんでもう僕のサポートを受けるのを辞めてください」と2択を突きつけたこともあります。(結局、その方は離脱されました)
これを読まれた方の中には、クライアントに対してそんな対応はありえない、そんなことできるわけがない、と “反射的に” 思ってしまう方もいるかもしれませんが…
想像してみて欲しいんです。
その貧乏神にかかっている手間や時間がゼロになったらどうなるか?
もちろん少しは売上が目減りするかもしれません。でも、手間と時間の余裕ができれば、「もっといいお客様」を見つけることもできるはずです。
あなたのお客様、みんな「福の神です」と言える状況を作っていきましょう。
P.S. こちら、三波春夫氏のオフィシャルサイトです。「お客様は神様です」ってこんな風に生まれたんですね~(^_^)