目の前にある仕事が最優先か

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カセツウ通信 2020.10.8
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酒井@東京です。

昨日のメルマガでは
「月次決算、やろうね!」って
ことを書いたんですが、それを
読んでくれた方からメッセージを
いただきました。

<目の前にある仕事が最優先か>

まずいただいたメッセージを。

↓↓↓↓↓

確かに月次決算の作成は
習慣化できていないけれど、
それよりも目の前にある仕事を
終わらせるのが大事だと思います。
(匿名さん)

↑↑↑↑↑

まず…

こういう感想を送ってくれて
ありがとうございます!
何よりそれが嬉しいです。

こんな風に送っていただければ
また僕も考えを伝えることができるし、

メッセージは送ってなくても
この方と同じように感じていた方も
他にもきっといると思うので(^_^)

さて。

じゃあこのご意見について僕が
どう感じたかを書いていきます。

「目の前の仕事を終わらせるのが大事」

ここについて、その通りだと思います。
目の前の仕事もできないのに
その先のことばかりやっていても
本末転倒ですからね(^^;)

でも、たいへん恐縮なんですが、
「それよりも」というワードが
入っているのが気になって。

もう一度転記しますね。

↓↓↓↓↓

確かに月次決算の作成は
習慣化できていないけれど、
それよりも目の前にある仕事を
終わらせるのが大事だと思います。

↑↑↑↑↑

違うんです。

「目の前の仕事」は
「終わらせて当然」なんです。

通訳、翻訳の世界で活動しているのは
全員、通訳、翻訳のプロですよね?

目の前の仕事を終わらせない
プロがいるでしょうか?
いないはずです。

全員、すべからく目の前の仕事を
終わらせているはずです。

だから「そういう話」じゃなくて。
「決算と比べてどうこう」じゃなくて。

そういう当然のことをして、その上で
「さらに」月次決算もちゃんとやる、
それが大事だ、と言いたいんです。

それなら「やってない人」もいるのを
僕は知っていて、だからこそ
「それをやる」ことで差がついていく、
そういうことなんです。

月次決算=未来に繋がる仕事です。

未来の仕事をやっても
「目の前の仕事」は進みません。

逆に、未来の仕事をしなくても
「目の前の仕事」は片づけられます。

ただ、「目の前の仕事が大事」だからと
「目の前の仕事」だけをしていたら
どうなるでしょうか?

来週も、来月も、来年も、ずっと
「目の前の仕事」に追われ続けます。

「それでいい」のであれば
それもひとつの選択ですが…

僕としては立場的にも
「そうじゃないところ」を
目指すことをお勧めしたいなと。

そういうことなんです。

…どう、感じますか?

今日はいただいたメッセージに対して
コメントをさせてもらいましたが、
決して否定するわけではなく、
あくまで「僕はこう感じています」
ということを書いたに過ぎません。

その前提で、他の皆さんも含めて、
「自分はこう思う」なんてことを
送っていただけると嬉しいです。
(このテーマに限らず)

こうしたやり取りの中で議論が
深まっていくんじゃないかと
思います(^_^)

カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介

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