『Kazukiさんの英訳は、世間じゃ通用しないですよ…』
え?な、なんですって???
あまりのショックに目の前が真っ暗に。
少なくとも、数年前まで仕事をもらっていたSさんからこんな言葉をもらうとは、青天の霹靂・・・
( Kazukiさんのブログより抜粋 )
こんな状態から一念発起して、いまでは『英訳専門(和訳は請けない)』の翻訳者として活躍しているKazukiさんのお話を聴きたい方は他にいませんか?
英訳者歴20年。技術英文ライティングに必須の3C(CORRECT, CLEAR, CONCISE)に基づき、読み手にわかりやすい英訳を目指している日英専門の技術翻訳者。 TOEIC940。アメリアクラウン会員(実務・日英ビジネス)。JTF個人会員。分野:産業用機器、情報通信機器、マネジメント、就業規則。趣味はエレクトーン♬『エレ・ママ!東京』メンバー。
Kazuki さんのブログ: 技術英訳者 Kazuki のあれこれ
Twitter: https://twitter.com/kmatsumoto0427
<今回この座談会を開催しようと思った理由>
「まず、私の経験談を話しますと、私自身、インハウスの英訳者として仕事をしていましたが、自分の書く英文を客観的に評価してもらう機会がないままフリーランスになり、中々トライアルに合格できない時期がありました。ところが翻訳学校や勉強会で英文ライティングを学ぶことで、トライアルの合格率が格段に上がりました。私が学んだことをシェアすることで、これから英訳者を目指している方のお役に立てればと思います。」
今回の企画『技術英文ライティング はじめの一歩 座談会』はこんな方を対象にしています。
つまり、まだ翻訳者として仕事をしていない、これから翻訳者になる勉強を始めたい、また「文系だけやりたい」という方は申し訳ありませんが今回はご参加いただけません。
元翻訳コーディネータの目から見ても、「英訳が上手な日本人翻訳者さん」はとても魅力的です
カセツウの酒井です。
僕が11年間、コーディネータとして勤めていた翻訳エージェントにも、もちろんたくさんの英訳者さんが登録されていました。さまざまな言語を引き受けていましたが、英日/日英の翻訳は他の言語に比べて圧倒的にシェアが高かったですからそれも当然の話です。
原稿の内容や納期、予算などにもよりますが、基本的には英語ネイティブの翻訳者さんに依頼して日本人のチェックを入れる、という工程が多かったように記憶しています。
ですが、こんな問題がありました。
もちろんこういう不安や課題を品質管理プロセスを通していかに問題のない、質の高い翻訳物に仕上げていくか、というのは翻訳エージェントの義務ではありますが、ここで伝えたいのは「日英の翻訳者ニーズは高いのに、安心して依頼できる翻訳者さんが少ない」ということです。
事実、僕が勤めていた翻訳エージェントで「エース」扱いとされていた英訳者さんは、英訳を得意とする日本人翻訳者さんでした。その方は基本的にはネイティブのご主人とペアを組んで英訳をされていましたが、予算や納期の兼ね合いで「今回はネイティブチェックなしで」という依頼をしてもかなり質の高い英訳を上げてきてくれたので、その方が空いている限りは最優先でお仕事を照会する、そんな扱いの翻訳者さんでした。
翻訳エージェントにとっては「英訳が上手な日本人翻訳者さん」はとても魅力的で、常に探し求めている存在と言っても過言ではありません。
今回の座談会では、Kazuki さんがどんな勉強や努力をしてきたのかをシェアいただきながら、皆さんのお悩みにお答えします
「世間じゃ通用しない」という厳しいコメントをもらった状態から、「技術英訳専門翻訳者」として通用するスキルを身に着けるまでに具体的にどんな勉強をしてきたのか、どんな努力をしてきたのか、余すところなくシェアいただきます。
Kazuki さんの経験や答えが「正解」というわけではないかもしれませんが、皆さんの「ちょっと先」を言っている存在として、参考にしていただけることがとてもたくさんあるはずです。
具体的なお話を伺う中で、皆さんからもさらに訊いてみたいことが出てくると思いますし、皆さんそれぞれの具体的な課題やお悩みをお伺いしてお答えいただく時間も設けますので、ご参加される方はぜひいろんな質問や悩みを用意してきてください(^_^)
技術英文ライティング 『はじめの一歩』 オンライン座談会
日時: 2019年12月24日(火)10時半~12時(目安)
会場: オンライン開催です。PC、スマホ、タブレットを通してどこからでもご参加いただけます(ただし発言できる環境でご参加ください)
参加費: 無料
定員: 先着5名 → 満席になりました
<12/17 追記・オブザーバー枠追加>
5枠が埋まったので<オブザーバー枠>を追加しました。講師への質問や相談は基本的に本参加者優先ですが聴講は可能です。
オブザーバー参加をご希望の方は以下のリンクからお申し込みください。
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