「最高の通訳者/翻訳者」にならなくても大丈夫

ブログ担当の酒井です。

会議室と通訳者・翻訳者の共通点について。

 

セミナーをやっているので、貸会議室を借りる機会がたくさんあります。場所や時間、セミナー内容によって使う会議室は変わりますが、、、

先日、異業種交流会に参加されていた方が会議室を運営されていました。正確に言えば、普段使っていない時間帯を時間貸しするという、民泊、AirBnBの会議室版ですね。最近はこういう使い方をされている部屋も多くなってきました。

で、その方の会議室、素晴らしいんですよ。 銀座の一等地ど真ん中の立地、広々としたスペース、大人数収容、ゆったりとした椅子、、、

それに比べて酒井が普段使っているセミナールームは6人入ればいっぱいの無味乾燥な会議室です。

じゃあ、この銀座の会議室を紹介されて、「使いたいな!」と思ったかというと、残念ながらそうは思いませんでした。価格的にあわないのが一番の理由ではありますが、価格的にいま使っているところと勝負ができたとしても、やはりお願いはしづらいかなと感じます。

価格が同じだとしても、大人数収容、銀座ど真ん中の雰囲気サイコウのセミナールームは使わない、、、なぜでしょうか?

それはズバリ、「目的やイメージにあわないから」です。

自分で言うのもなんですが、酒井に銀座は似合いません笑。

セミナーを受ける方にしても、会う前から印象が変わるはずです。

・銀座の100名用豪華会議室で開催されるセミナー

と、

・渋谷の10名用貸会議室で開催されるセミナー

これだけでも、セミナーの印象、ひいては講師のイメージが変わりませんか?

銀座で100名規模で開催しているセミナーの講師は、きっと「遠くの存在」に感じてしまうのではないでしょうか。酒井はそういうイメージは目指していませんし、もっと気軽に来ていただきたいと思っています。

だから、銀座の会議室がどんなに良いものでも、目的やイメージにあわなければ使われないのです。

少人数向けの簡素なセミナールームが大人数向け豪華な銀座のセミナールームに劣るかというと、そんなことはないのです。「小さな貸会議室だから不利」ということもありません。「小さな貸会議室を求めている人」がいるんですから、その人たちを相手に十分ビジネスが成り立ちます。

通訳者はどうですか?

ご自分のスキルと他の方(先輩とかすでに活躍されている方とか)と比べて「私が通訳デビューなんてまだまだ、、、」なんて言う方もいますが、そんなことはありません。小さな貸会議室を求める方がいるように、あなたのことを「ちょうどよい」と感じて求める人をお客にすればいいんです。

ぜひ、「まだまだ、、、」と思っている方はセミナーに話を聞きにいらしてください。

 

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